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エスケヱプ・スピヰド

エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)エスケヱプ・スピヰド
(電撃文庫)

(2012/02/10)
九岡 望


第18回の電撃小説大賞、大賞受賞作です。

舞台は昭和一〇一年夏、多分九州の辺りにある廃墟の街。現実の暦と同じなら、2026年くらいの日本? そこで、鬼虫(きちゅう)と呼ばれる兵器の「1人」《蜂》が目覚めます。彼の地には生き残った人間がいて、彼らは廃墟の街から脱出を試みるのですが、もう1人の鬼虫《蜻蛉》がそれを阻みます。《蜂》はその生き残りたちと関わりつつ… という感じ。廃墟を脱出するためには、《蜻蛉》を倒さねばなりませんが、《蜂》は《蜻蛉》と戦ったことがあり、その時は完敗でした。

鬼虫は兵器と言いつつ、その中身は(改造)人間だったりします。人間と虫の形を模した機械が結びつくことで、最強の兵器となります。実際、他の機械化兵や自律機動の兵器と戦う場面もありますが、鬼虫の圧勝です。そんな最強兵器同士の戦いがテーマだったりするわけですが、それだけでなく、《蜂》と心を通わすヒロインとの関係も実に良い感じに描かれてます。

日本が舞台だから? 喋る言葉に漢字が多いのもカッコイイですw それでいてコミカルな部分もあり、さらに感動的なシーンもありと。鬼虫に対する指令の最も強力なものとして「甲種指令」という言葉が出てくるのですが、《蜂》が最終決戦に赴く際にヒロインが投げかける「甲種指令」が… 良いです。

電撃小説大賞の大賞受賞作なら、外れがないと思ってましたが、本作はまさに大賞に相応しい内容でした。



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